🎨 Hair Color Comparison

イルミナカラー vs アディクシー
徹底比較【2025年版】

人気の透明感カラー剤を
色味・ダメージ・色持ちで徹底比較

ブリーチなしでも透明感のある仕上がりを実現できるカラー剤として、美容師の間で絶大な人気を誇る「イルミナカラー」と「アディクシーカラー」。どちらも赤みを抑えた外国人風カラーが得意ですが、仕上がりの質感や色持ち、ダメージ度には違いがあります。本記事では、両カラー剤の特徴を徹底比較し、お客様への提案に活かせるポイントを解説します。

クイック比較表

比較項目 イルミナカラー アディクシー
メーカー ウエラ(WELLA) ミルボン
発売年 2015年 2017年
ベースの色味 パープル系 ブルー系
仕上がり質感 光沢・クリアなツヤ感 クール・マットな質感
明度レベル 6〜12レベル 3〜13レベル
色持ち やや短め 長め
ダメージ 低ダメージ やや強め
白髪対応 △(20%以下推奨) ◎(ディープライン有)
赤み抑制

イルミナカラー(WELLA)

光沢感とツヤが魅力の透明感カラー

カラー剤の特徴

  • • 2015年発売、ウエラ社の人気シリーズ
  • • パープル系のベースカラーで赤みを抑制
  • • 「マイクロライトテクノロジー」でキューティクル保護
  • • 光沢感のあるクリアな仕上がりが特徴
  • • ダメージを最小限に抑えた低刺激処方
  • • 柔らかくナチュラルなツヤ感を演出

主要カラーライン

オーシャン

寒色系の代表色。アッシュ・グレー系

オーキッド

パープル系。黄ばみを抑える

ヌード

ベージュ系。柔らかい印象

フォレスト

マット系。オリーブ・カーキ

コーラル

暖色系。ピンク・オレンジ

サファリ

ブラウンベース。ナチュラル

こんなお客様に: 柔らかい透明感が欲しい、ダメージを最小限にしたい、ナチュラルなツヤ感が好み

💎

アディクシーカラー(ミルボン)

深みとクールな質感が魅力

カラー剤の特徴

  • • 2017年発売、ミルボン社の高彩度カラーシリーズ
  • • ブルー系のベースカラーで赤みを強力に抑制
  • • 高彩度の染料がしっかり髪に定着
  • • クールでマットな質感が特徴
  • • 3レベルからの暗髪対応で幅広い提案が可能
  • • 白髪対応の「ディープライン」も展開

主要カラーライン

サファイア

深みのあるブルー系アッシュ

アメジスト

青紫系。透明感と深み

シルバー

グレー系。クールな印象

エメラルド

グリーン系。赤み打ち消し

コバルトブルー

濃厚なブルー。暗髪向け

グレーパール

上品なグレー。白髪ぼかし

こんなお客様に: しっかり赤みを消したい、色持ち重視、クールな印象が好き、白髪が気になる

仕上がりの違いを詳しく解説

色味・質感の違い

イルミナカラー

パープル系のベースで、柔らかく光沢感のあるクリアな仕上がり。ナチュラルで透明感のあるツヤ髪に。

アディクシー

ブルー系のベースで、クールでマットな質感。赤みをしっかり抑えた深みのある仕上がりに。

色持ち・退色の違い

イルミナカラー

やや退色が早め。ただし退色過程も綺麗で、徐々に明るくなりながらも透明感をキープ。

アディクシー

色持ちが良い。高彩度染料がしっかり定着し、退色後も黄ばみにくく赤みがぶり返しにくい。

ダメージの違い

イルミナカラー

ダメージが少ない。マイクロライトテクノロジーでキューティクルを保護。メラニン色素を残しやすい。

アディクシー

ややダメージあり。しっかり染まる分、イルミナより負担はやや大きめ。ただし一般的なカラー剤よりは低ダメージ。

お客様タイプ別おすすめ

イルミナカラーがおすすめ

  • 柔らかいツヤ感・透明感が欲しい
  • 髪のダメージが気になる
  • 明るめのカラーを楽しみたい
  • ナチュラルで上品な印象が好み
  • 頻繁にカラーをする

アディクシーがおすすめ

  • 赤みをしっかり抑えたい
  • 色持ちを重視したい
  • 暗髪でも透明感が欲しい
  • クールでマットな印象が好み
  • 白髪をカバーしながらおしゃれしたい

よくある質問

ブリーチなしでも透明感は出せますか?

はい、どちらもブリーチなしで透明感のある仕上がりが可能です。ただし、元の髪色が暗い場合や赤みが強い場合は、アディクシーの方がより効果的に赤みを抑えられます。明るめで柔らかい透明感を出したい場合はイルミナカラーがおすすめです。

白髪が多いお客様にはどちらが向いていますか?

アディクシーがおすすめです。白髪対応の「ディープライン」があり、高濃度の色素で白髪をしっかりカバーしながら透明感のあるカラーが実現できます。イルミナカラーは白髪が20%以下の場合のぼかし用途には使えますが、白髪が多い場合は向きません。

ダメージを最小限にしたい場合はどちらですか?

イルミナカラーの方がダメージが少ないです。独自の「マイクロライトテクノロジー」によりキューティクルを保護し、メラニン色素を残しやすい設計になっています。ただし、アディクシーも通常のカラー剤と比べればダメージは抑えられています。

色落ちが気になるお客様にはどちらがいいですか?

アディクシーの方が色持ちが良いです。高彩度の染料がしっかり髪に入るため、寒色系の色味が長持ちします。特に退色後も黄ばみにくく、赤みがぶり返しにくいのが特徴です。

両方のカラー剤を併用できますか?

基本的には別メーカーの製品のため、同じ施術での併用は推奨されません。ただし、お客様の来店ごとに使い分けることは可能です。例えば、夏は透明感重視でイルミナカラー、冬は深みのある色味でアディクシーなど、季節や要望に合わせた提案ができます。

最適なカラー剤選びでお悩みですか?

お問い合わせいただければ、サロンのコンセプトや お客様層に合わせた最適なカラー剤をご提案いたします

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