【2025年最新】サロンカラー剤
おすすめランキング10選
美容室経営者必見!発色・透明感・ダメージレスで徹底比較
美容室のカラーメニューは売上の大きな柱。使用するカラー剤によって仕上がりの透明感・ツヤ・色持ちが大きく変わり、顧客満足度とリピート率に直結します。
本記事では、イルミナカラー・アディクシー・エヌドットなど人気の業務用カラー剤を、発色・透明感・ダメージレス・色持ちの観点から徹底比較。WWDBEAUTY 2024ベストコスメの結果も踏まえ、サロンの特性に合わせた選び方をご紹介します。
📌 この記事でわかること
- ✓ 人気10ブランドの特徴と比較
- ✓ イルミナ vs アディクシーの違い
- ✓ 2025年のカラートレンド
- ✓ サロンタイプ別のおすすめカラー剤
WWDBEAUTY 2024 ヘアカラー部門 結果
1位
イルミナカラー
ウエラ プロフェッショナル
2位(同率)
N.ルフレカラー
ナプラ
2位(同率)
オルディーブ アディクシー
ミルボン
サロンカラー剤ランキングTOP10
ウエラ プロフェッショナル
イルミナカラー
カラー展開
定番10色+ルミナスエフェクト6色
おすすめサロン
透明感・ツヤ重視のサロン
WWDBEAUTY 2024 ヘアサロン版ベストコスメ1位獲得。特許技術「MICROLIGHTテクノロジー」により、キューティクルを整え光を反射しやすくすることで、通常のカラー剤より圧倒的なツヤを実現。ブリーチなしでも外国人風の透明感カラーが可能。
メリット
- ◎ 美容師人気No.1の実績
- ◎ 透明感と光沢感が抜群
- ◎ キューティクルへの負担を軽減
デメリット
- △ 価格がやや高め
- △ 寒色系以外の展開が少なめ
ミルボン
オルディーブ アディクシー
カラー展開
約30色以上
おすすめサロン
寒色系・外国人風カラー推しのサロン
ミルボンの人気カラーライン。ベースに高彩度の青色染料を配合し、日本人特有の赤み・ブラウンみを徹底的に打ち消す処方が最大の特徴。グレージュやブルージュなど寒色系カラーの再現性が非常に高い。
メリット
- ◎ 日本人の赤みを徹底的に消す
- ◎ グレージュ・ブルージュが得意
- ◎ 染料が濃く色持ち良好
デメリット
- △ 暖色系の表現は苦手
- △ ブリーチ毛には注意が必要
⭐ 編集部おすすめ:寒色系カラーを求める顧客が多いサロンにイチオシ!
ナプラ
N.(エヌドット)カラー
カラー展開
ファッションシェード全色
おすすめサロン
ダメージケア重視・ナチュラル志向のサロン
ナプラの人気ブランドN.のカラーライン。オレンジ褐色を少なく、青みを含んだ高彩度カラーで透明感のあるくすみ感を実現。6種のナチュラルハーブエキスとシアバター配合で髪へのダメージを軽減。
メリット
- ◎ 天然由来成分で髪に優しい
- ◎ カラー特有の匂いが少ない
- ◎ 暗めでも透明感キープ
デメリット
- △ 発色の強さは控えめ
- △ 鮮やかな色は苦手
ルベル(タカラベルモント)
エドル
カラー展開
全77色+ライトナー・クリア
おすすめサロン
多彩な色表現を求めるサロン
「遊ぶ、彩る、透き通る」がコンセプト。染色時にフェオメラニン(赤みのもと)を強力漂白し、透明感のあるベースを作る。シナジーオイル処方で寒色でも暖色でも重みのない透明感を実現。
メリット
- ◎ 透明感・高染着・継続性の3拍子
- ◎ 全77色の豊富なカラー展開
- ◎ 質感の良い仕上がり
デメリット
- △ 知名度はトップ3に劣る
- △ 取扱いサロンがやや限定的
ビューティーエクスペリエンス
スロウカラー
カラー展開
シア―ブルー・シア―ブラウンベース
おすすめサロン
アッシュ系・外国人風カラー特化サロン
有名美容師が開発に携わった、アッシュにこだわったカラー剤。ブラウンベースではなくブルーベースの色作りで、従来のカラー剤では難しかった赤み消しを実現。淡い色をヴェールのように重ねて透明感と深みを表現。
メリット
- ◎ 赤み消しに最も特化
- ◎ 明るめの外国人風カラーに最適
- ◎ 透明感と深みの両立
デメリット
- △ 暖色系は不向き
- △ カラー展開がやや少なめ
ナプラ
N. ルフレカラー
カラー展開
高彩度ライン
おすすめサロン
鮮やかな発色を求めるサロン
N.カラーの上位版として2024年に注目を集めた高彩度ヘアカラー。クロスポリマー「Protesil®」が髪表面を均一にコートし、光をまっすぐ反射させることで圧倒的なツヤと発色を実現。
メリット
- ◎ 圧倒的なツヤと発色の強さ
- ◎ 髪表面を均一にコート
- ◎ WWDBEAUTY 2024 2位
デメリット
- △ 新しいラインで実績はこれから
- △ 価格帯は高め
ホーユー
プロマスター
カラー展開
全75色+ライトナー
おすすめサロン
幅広い客層を持つサロン
ホーユーのプロフェッショナルライン。N(ナチュラル)系と色相環という色構成で多彩な髪色を表現。ファッションカラーにもグレイカラーにも使用でき、世代を問わず自由な提案が可能。
メリット
- ◎ 幅広い世代に対応可能
- ◎ 既染部へのダメージ抑制
- ◎ 安定した品質と実績
デメリット
- △ トレンド感は控えめ
- △ 他ブランドほどの話題性なし
ミルボン
オルディーブ ボーテ
カラー展開
グレイカラー専用ライン
おすすめサロン
白髪染め・グレイカラー重視のサロン
ミルボンのグレイカラー定番ライン。幅広い表現ができるブラウンが特徴で、白髪染めに重宝するとして長年の人気を誇る。アディクシーと使い分けることで幅広い顧客に対応可能。
メリット
- ◎ 白髪染めの定番中の定番
- ◎ 自然な仕上がり
- ◎ 色持ちが良い
デメリット
- △ ファッションカラーには不向き
- △ トレンドカラーは苦手
ウエラ プロフェッショナル
コレストンパーフェクトプラス(KP+)
カラー展開
豊富なカラーバリエーション
おすすめサロン
ウエラ製品で統一したいサロン
ウエラのスタンダードカラーライン。ピュアバランステクノロジーにより、染料と過酸化水素の反応を最適化。ME+処方でアレルギーリスクを軽減。イルミナカラーとの併用で表現の幅が広がる。
メリット
- ◎ イルミナと併用で幅が広がる
- ◎ 安定した発色
- ◎ 低刺激処方
デメリット
- △ イルミナの影に隠れがち
- △ 話題性は低め
資生堂プロフェッショナル
キラテラ
カラー展開
高彩度ライン
おすすめサロン
コスパ重視・新しいもの好きのサロン
2024年に新発売し話題となった資生堂の新カラーライン。1:2の比率で使用するためコストを抑えられる点が魅力。高発色・高彩度で、2025年も注目のカラー剤。
メリット
- ◎ コストパフォーマンスが良い
- ◎ 発色が鮮やか
- ◎ 話題性あり
デメリット
- △ 実績はこれから
- △ 取扱店がまだ少ない
サロンタイプ別おすすめカラー剤
🌟 透明感・ツヤ重視
外国人風カラーやブリーチなし透明感を求める顧客向け
おすすめ:イルミナカラー、N.ルフレカラー
光を反射するツヤ感と透明感が強み
❄️ 寒色系・赤み消し
グレージュ・ブルージュなどクールな色味を求める顧客向け
おすすめ:アディクシー、スロウカラー
日本人の赤みを徹底的に消す処方
🌿 ダメージケア重視
髪への優しさを重視する顧客向け
おすすめ:N.カラー、エドル
天然由来成分・低pH設計でダメージ軽減
👩🦳 グレイカラー(白髪染め)
白髪をカバーしつつ自然な仕上がりを求める顧客向け
おすすめ:オルディーブ ボーテ、プロマスター
自然な仕上がりと色持ちの良さ
よくある質問
Q1 イルミナカラーとアディクシーカラーの違いは?
イルミナカラーは「ツヤ感・透明感」が特徴で、寒色から暖色まで幅広く対応。アディクシーカラーは「赤み消し・寒色系特化」が最大の強みで、グレージュやブルージュなどクールな色味が得意です。イルミナはナチュラルな発色、アディクシーはマットな質感という仕上がりの違いもあります。
Q2 透明感カラーを出すのにおすすめのカラー剤は?
透明感重視なら、イルミナカラー、アディクシー、エヌドットカラーがおすすめです。特にイルミナカラーはMICROLIGHTテクノロジーで光を反射しやすく、ブリーチなしでも透明感のある仕上がりが可能。アディクシーは赤みを消すことで透明感を出すアプローチです。
Q3 白髪染め(グレイカラー)におすすめのカラー剤は?
グレイカラーの定番はミルボンの「オルディーブ ボーテ」です。自然な仕上がりと色持ちの良さで長年支持されています。また、ナプラの「N.グレイライン」はトレンド感とケア性能を両立し、女性顧客から人気。ホーユーのプロマスターもファッション・グレイ両対応で便利です。
Q4 ダメージレスなカラー剤はどれですか?
ダメージケアを重視するなら、エヌドットカラー(6種のナチュラルハーブエキス配合)、イルミナカラー(キューティクルへの負担軽減)、ルベル エドル(低pH設計)がおすすめです。また、ミルボンのプロマスター ピグメントは既染部へのダメージを抑える設計になっています。
Q5 2025年注目のカラー剤トレンドは?
2025年は「ブリーチなし透明感カラー」がさらに本格化。ベージュやブラウンを中明度で赤みなく見せるカラーが人気です。また、高彩度・高発色の「N.ルフレカラー」や、コスパの良い「キラテラ」にも注目。カラーシャンプーとの併用で色持ちを延ばす提案も増えています。
まとめ
2025年のサロンカラー市場は、「ブリーチなし透明感」と「ダメージレス」がキーワード。イルミナカラーとアディクシーの2強に加え、N.ルフレカラーやキラテラなど新勢力も台頭しています。
カラー剤選びのポイントは、①サロンの客層に合った色味の得意分野、②ダメージレス性能、③コストパフォーマンスの3点。複数ブランドを使い分けることで、幅広い顧客ニーズに対応できます。
まずはサンプルを取り寄せて実際の発色を確認し、サロンの強みを活かせるカラー剤を見つけてください。