美容室向け ランキング

【2025年最新】業務用パーマ液
おすすめランキング10選

美容室向け業務用パーマ液・ウェーブ剤を徹底比較。ガモウ関西「ベスト材料アワード」2024-2025の結果を参考に、クオライン、コスメカール、ネオリシオなど人気商品をランキング形式でご紹介します。

業務用パーマ液おすすめランキング10選

1位

クオライン

アリミノ

編集部イチオシ

ガモウ関西「ベスト材料アワード」2024・2025年連続1位の絶対的王者。シスチオMIX設計で低ダメージと高還元を両立。酸性のクオラインアシッドはブリーチ毛やハイダメージ毛にも対応。幅広いラインナップでどんな髪質・施術にも対応できる。

薬剤タイプ

システアミン/チオ系

カテゴリ

ストレート・ウェーブ両対応

メリット

  • ・美容師人気No.1のストレート剤
  • ・幅広い髪質に対応
  • ・アシッド(酸性)ラインも充実

デメリット

  • ・価格がやや高め
  • ・種類が多く選択に迷う
酸性・中性・アルカリ幅広いラインシスチオMIXで低ダメージ酸熱スリムバランサーも人気
価格目安 要問合せ(1剤400g)
評価
4.9
おすすめ: 縮毛矯正・ストレートメインのサロン
2位

コスメカール

アリミノ

化粧品登録のシステアミン系パーマ剤の代表格。分子量が小さく毛髪内部に浸透しやすいシステアミンで、膨潤させずにカール形成。ローズヒップ・アボカドなど4種の植物オイルと美容液成分配合で潤いのある柔らかい仕上がり。匂いも少なく人気。

薬剤タイプ

システアミン系(化粧品)

カテゴリ

ウェーブ

メリット

  • ・膨潤させずに効率よくカール形成
  • ・潤い成分・補修成分配合
  • ・反応臭を大幅カット

デメリット

  • ・しっかりかけたい場合はチオ系が必要
  • ・ハードな仕上がりには不向き
システアミン配合でダメージレス4種類のラインナップ匂い軽減処方
価格目安 約3,000円〜(320ml〜400ml)
評価
4.8
おすすめ: ダメージレスパーマを売りにしたいサロン
3位

コスメカール プリズムプラス

アリミノ

エイジングによる痩せ髪・細毛向けに開発されたコスメカールの上位版。従来品より柔らかさ・まとまり・残臭軽減が格段に向上。中性パーマなのでカラーの色落ちも気にならない。年齢層が高めの顧客を持つサロンにおすすめ。

薬剤タイプ

システアミン系(化粧品)

カテゴリ

ウェーブ(エイジング対応)

メリット

  • ・細毛・軟毛にもしっかりかかる
  • ・毛先のまとまりが良い
  • ・残臭が非常に少ない

デメリット

  • ・通常のコスメカールより高価
  • ・健康毛にはオーバースペック
痩せ髪・エイジング毛対応潤いとリッジを両立カラーの色落ち軽減
価格目安 約3,500円〜(320ml)
評価
4.7
おすすめ: 40代以上の顧客が多いサロン
4位

ネオリシオ

ミルボン

ガモウ関西ランキング2年連続2位のミルボン製ストレート剤。熱から髪を守る独自処方で、縮毛矯正特有の髪の硬さを軽減。施術後も柔らかく自然な仕上がり。カラーやパーマとの相性も良く、コンビネーション施術に最適。

薬剤タイプ

チオ/システアミン系

カテゴリ

ストレート(縮毛矯正)

メリット

  • ・ストレート後も柔らかい質感
  • ・アイロンの熱から髪を守る
  • ・ミルボンブランドの安心感

デメリット

  • ・価格が高め
  • ・取扱店が限られる
熱ダメージから保護髪が硬くなりにくいカラー・パーマとの相性良好
価格目安 要問合せ
評価
4.6
おすすめ: 髪質改善・縮毛矯正メニューを強化したいサロン
5位

BIKAKU(ビカク)

ワンストップ

2024年のトレンド「シンプル工程」を体現したストレート剤。低膨潤・高還元設計でダメージを抑えながらしっかり還元。ウェットアイロン不要で施術時間を短縮。複雑なレシピが不要なため、スタッフ育成にも最適。

薬剤タイプ

中性〜低アルカリ

カテゴリ

ストレート

メリット

  • ・ウェットアイロン不要
  • ・シンプルなレシピで扱いやすい
  • ・ダメージレス

デメリット

  • ・知名度はアリミノ・ミルボンに劣る
  • ・取扱ディーラーが限定的
低膨潤・高還元コンセプト操作性と低ダメージ両立シンプルな施術工程
価格目安 要問合せ
評価
4.5
おすすめ: 時短・効率化を重視するサロン
6位

HITA(ヒタ)

ルベル(タカラベルモント)

ルベルのくせ毛対応ブランド。ダメージレベルに応じた施術提案が可能で、軽いうねりから強いクセまで幅広く対応。APストレートシリーズが特に人気。自然なストレートを求める顧客におすすめ。

薬剤タイプ

酸性〜中性

カテゴリ

ストレート(くせ毛対応)

メリット

  • ・幅広いダメージに対応
  • ・自然なストレートに仕上がる
  • ・くせ毛ケアに特化

デメリット

  • ・ブランド展開がやや複雑
  • ・認知度向上中
くせ毛対応ブランドダメージレベル別提案APストレートが人気
価格目安 約4,000円〜
評価
4.4
おすすめ: くせ毛・うねり改善メニューを展開したいサロン
7位

アンセス

オレンジコスメ

酸性パーマ部門で1位を獲得したオレンジコスメの人気商品。シンプルな工程で酸性施術が可能。幅広い薬剤との混合に対応し、自分好みのレシピを作れる。ブリーチ毛やハイダメージ毛への酸性パーマに最適。

薬剤タイプ

酸性

カテゴリ

ストレート・ウェーブ

メリット

  • ・酸性なのにしっかりかかる
  • ・カラー毛にも安心
  • ・混合自由度が高い

デメリット

  • ・酸性パーマの経験が必要
  • ・アイロン技術が必要
酸性アイテムシンプル工程幅広い薬剤混合対応
価格目安 約3,500円〜
評価
4.4
おすすめ: 酸性パーマ・酸性ストレートを導入したいサロン
8位

COARケアムーブ

GOALD JAPAN

ウェーブ剤部門2年連続1位のメンズパーマ特化アイテム。繊細な動きを表現しながら、髪を内側からケア。ナチュラルな束感・動きが出せると好評。メンズカット・パーマに力を入れるサロンにおすすめ。

薬剤タイプ

システアミン系

カテゴリ

ウェーブ(メンズ)

メリット

  • ・令和のメンズスタイルに最適
  • ・2年連続ウェーブ剤1位
  • ・自然な動きが出る

デメリット

  • ・メンズ向けに特化
  • ・レディース向けには不向きな場合も
メンズパーマ特化繊細な動きを表現内側からケア
価格目安 約4,000円〜
評価
4.3
おすすめ: メンズパーマを強化したいサロン
9位

ウェーボ フィージェ

デミ コスメティクス

デミの最新研究から生まれたパーマ剤。ノンシリコーンのシンプル処方で、軽くて柔らかなふんわりウェーブを実現。医薬部外品3種・化粧品5種の豊富なラインナップで、健康毛からダメージ毛まで幅広く対応。

薬剤タイプ

チオ/システアミン系

カテゴリ

ウェーブ・ストレート

メリット

  • ・ふんわりとした仕上がり
  • ・幅広いダメージレベルに対応
  • ・シンプル処方

デメリット

  • ・強いリッジには不向き
  • ・知名度はアリミノに劣る
ノンシリコーン処方軽くて柔らかい質感医薬部外品・化粧品両方あり
価格目安 約3,000円〜
評価
4.2
おすすめ: ナチュラルパーマを好む顧客が多いサロン
10位

BLウェーブローション

フィヨーレ

収着活性シルクPPT配合でダメージを抑えながらしなやかなウェーブを形成。アンモニア・アミン系のウェーブ形成力に重炭酸系の穏やかな反応性をプラスしたハイブリッド処方。大容量でコスパ良好。カラー染料の流出も軽減。

薬剤タイプ

アンモニア・アミン+重炭酸系

カテゴリ

ウェーブ

メリット

  • ・大容量でコスパが良い
  • ・しなやかで弾力のある仕上がり
  • ・カラーダメージを軽減

デメリット

  • ・上位メーカーに比べ知名度低い
  • ・ブランド力に欠ける
シルクPPT配合カラー染料流出軽減コスパ良好
価格目安 約2,500円〜(960ml)
評価
4.1
おすすめ: コストパフォーマンス重視のサロン

パーマ剤タイプ別比較表

商品名 タイプ カテゴリ 評価
クオライン(アリミノ) システアミン/チオ系 ストレート・ウェーブ両対応 4.9
コスメカール(アリミノ) システアミン系(化粧品) ウェーブ 4.8
コスメカール プリズムプラス(アリミノ) システアミン系(化粧品) ウェーブ(エイジング対応) 4.7
ネオリシオ(ミルボン) チオ/システアミン系 ストレート(縮毛矯正) 4.6
BIKAKU(ビカク)(ワンストップ) 中性〜低アルカリ ストレート 4.5
HITA(ヒタ)(ルベル(タカラベルモント)) 酸性〜中性 ストレート(くせ毛対応) 4.4
アンセス(オレンジコスメ) 酸性 ストレート・ウェーブ 4.4
COARケアムーブ(GOALD JAPAN) システアミン系 ウェーブ(メンズ) 4.3
ウェーボ フィージェ(デミ コスメティクス) チオ/システアミン系 ウェーブ・ストレート 4.2
BLウェーブローション(フィヨーレ) アンモニア・アミン+重炭酸系 ウェーブ 4.1

パーマ剤の種類と特徴

💪 チオグリコール酸系(チオ系)

還元力が強く、しっかりしたカール・ストレートを形成。健康毛やパーマがかかりにくい髪に。医薬部外品。

向いている施術:縮毛矯正、しっかりパーマ

🌿 システアミン系

分子が小さく浸透しやすい。膨潤が少なくダメージレス。柔らかい仕上がりに。化粧品登録のものが多い。

向いている施術:ダメージレスパーマ、デジタルパーマ

🔬 システイン系

低刺激でやさしくかかる。自然なウェーブに。カラー毛やダメージ毛に適している。

向いている施術:ナチュラルパーマ、ゆるふわパーマ

⚗️ 酸性パーマ剤

pHが低くキューティクルを開かない。ダメージ最小限。ブリーチ毛・ハイダメージ毛に。アイロン技術必須。

向いている施術:酸性縮毛矯正、ブリーチ毛パーマ

🔥 加温式(デジタルパーマ)

熱を加えてカールを形成。乾かすとカールが出る。持ちが良い。コテで巻いたような仕上がり。

向いている施術:デジタルパーマ、ホットパーマ

❄️ コールド式

熱を使わない従来型のパーマ。濡れた状態でカールが出る。細かいカールからゆるいウェーブまで対応。

向いている施術:通常パーマ、クリープパーマ

パーマ液の選び方

1. 顧客の髪質で選ぶ

健康毛・パーマがかかりにくい髪→チオ系の強めの薬剤
カラー毛・ダメージ毛→システアミン系・酸性パーマ
エイジング毛・細毛→プリズムプラスなど専用ライン

2. 求める仕上がりで選ぶ

しっかりリッジ→チオ系・医薬部外品
柔らかナチュラル→システアミン系・化粧品登録
コテ巻き風→デジタルパーマ対応薬剤

3. 施術のしやすさで選ぶ

シンプル工程→BIKAKU、アンセスなど低膨潤タイプ
幅広い髪質に対応→クオライン、コスメカールなど定番
スタッフ育成重視→操作性の良いシンプルレシピの薬剤

4. コストで選ぶ

卸価格は取引ディーラーにより異なります。大容量タイプや複数購入割引も確認しましょう。ただし、安さだけでなく仕上がりの品質やリピート率も考慮して選ぶことが大切です。

よくある質問

Q. チオ系とシステアミン系の違いは?

A. チオ系(チオグリコール酸)は還元力が強く、しっかりしたカール・ストレートを形成。医薬部外品扱い。システアミン系は分子が小さく浸透しやすい一方、膨潤が少なくダメージレス。化粧品登録のものが多く、カラー毛やダメージ毛に向いています。

Q. 酸性パーマと通常のパーマの違いは?

A. 通常のパーマはアルカリ性でキューティクルを開いて薬剤を浸透させます。酸性パーマはpHが低く、キューティクルを開かないためダメージが少ない反面、アイロン技術が必要。ブリーチ毛やハイダメージ毛に適しています。

Q. パーマ液の選び方のポイントは?

A. ①顧客の髪質(健康毛・ダメージ毛・エイジング毛)、②求める仕上がり(しっかりカール・ナチュラルウェーブ)、③施術メニュー(ウェーブ・ストレート・デジタルパーマ)の3点で選びましょう。まずは人気メーカーの定番品から試すのがおすすめです。

Q. パーマ液の保管方法と使用期限は?

A. 直射日光を避け、冷暗所で保管。開封後は空気に触れると酸化が進むため、なるべく早く使い切りましょう。未開封でも製造から2〜3年が目安。使用期限はメーカーにより異なるため、パッケージを確認してください。

Q. パーマのかかりが悪い時の対処法は?

A. ①薬剤のパワー不足→ダメージレベルに合った強さの薬剤に変更、②放置時間不足→テストカールで確認しながら延長、③ロッド選択ミス→希望より細めのロッドを選択、④前処理不足→トリートメント処理で髪を均一な状態に。原因を特定して対処しましょう。

まとめ

2024-2025年の業務用パーマ液市場は、アリミノのクオラインが圧倒的な支持を集めています。ストレート・ウェーブともに幅広いラインナップがあり、多くのサロンで採用されています。

トレンドとしては「シンプル工程」「低ダメージ」「酸性パーマ」がキーワード。ウェットアイロン不要・複雑なレシピ不要のアイテムが人気を集めています。

まずは定番のクオライン・コスメカールを試し、顧客層や施術メニューに合わせてラインナップを広げていくのがおすすめです。

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