【2026年最新】業務用フェイシャル機器
おすすめランキング10選
エステサロン向けの業務用フェイシャル機器(業務用美顔器)を、ラジオ波・EMS・エレクトロポレーション・LED・光フェイシャルなど方式ごとに整理し、メーカー公式サイトで確認した本体価格・月額の目安・保証とあわせて比較します。小顔・リフトアップを目的としたメニューで話題のHIFU(ハイフ)については、厚生労働省の2024年6月通知を踏まえた法律面の注意点を独立した節にまとめました。
2026年版の主な更新点
- ・掲載10機種の販売状況・名称・本体価格・保証期間をメーカー公式サイト(2026年10月時点)で再確認し、価格を税込表示にそろえました
- ・光フェイシャル対応のTHR方式機「CLEAR/SP-ef」、ハイドロピーリング機「ハイドロヴィーナス」、エレクトロポレーション専用機「スキンコンパス」、LEDフェイスマスク「リタイム」を追加しました
- ・HIFU(ハイフ)に関する厚生労働省の2024年6月通知の要点を独立した節として追加し、エステサロンで扱える方式を中心にランキングを構成しました
- ・方式別の違い、価格帯(〜50万円/50〜150万円/150万円〜)の目安、リース・レンタルの選択肢、導入時の確認点(保証・講習・消耗品コスト)を新設しました
- ・比較早見表に月額の目安と向くメニューの列を加え、よくある質問を6問に更新しました
📌 この記事でわかること
- ✓ エステサロン向け業務用フェイシャル機器10機種の比較(早見表つき・税込価格・月額目安)
- ✓ HIFU(ハイフ)をエステサロンで扱えない理由(厚生労働省 2024年6月7日通知)
- ✓ ラジオ波・EMS・エレクトロポレーション・LED・超音波・イオン導入・吸引・光フェイシャルの違い
- ✓ 価格帯別の選び方、リース・レンタルの使い分け、保証・講習・消耗品コストの確認点
業務用フェイシャル機器ランキング早見表
| 順位 | 機器(メーカー) | 方式 | 本体価格(税込) | 月額の目安 | 向くメニュー |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ゼロスキンワールドジャパン | バイオピール+エレクトロポレーション+EMS(エレクトロリフティング) | 1,067,000円 | 月々16,100円〜(税別) | 毛穴洗浄・導入・表情筋ケアを1台で |
| 2位 | フォースカッタープロラボソリューション | Wラジオ波+EMS吸引+ポレーション+LED | 2,530,000円(税抜230万円) | 月々53,500円〜(税別・5年) | フェイシャルとボディの両立 |
| 3位 | iCARE(アイケア)ワールドジャパン | ラジオ波+吸引+冷却+エレクトロポレーション+LED | 1,320,000円 | 月々18,300円〜(税別) | 手技に近い心地よさのリラクゼーション系 |
| 4位 | コンフォートデュアルワールドジャパン | ラジオ波(高出力RF) | 1,980,000円 | 月々27,400円〜(税別) | 温熱系の年齢に応じたケア(顔・ボディ) |
| 5位 | スキンコンパスワールドジャパン | エレクトロポレーション | 748,000円 | 月々11,300円〜(税別) | 導入メニューの追加・全身対応 |
| 6位 | CLEAR/SP-efNBS | THR方式の光(光フェイシャル5種+脱毛) | 2,288,000円(税抜208万円) | レンタル・分割あり(要問い合わせ) | 脱毛と光フェイシャルの併用 |
| 7位 | ハイドロヴィーナスワールドジャパン | ジェット水流+吸引+ソフトピーリング | 657,800円 | 要問い合わせ | 毛穴洗浄・ハイドロピーリング |
| 8位 | リタイム(LEDフェイスマスク)ワールドジャパン | LED 4色(660/590/520/410nm) | 437,800円 | 要問い合わせ | LEDの追加メニュー・ハンズフリー |
| 9位 | リブセラワールドジャパン | プラズマ(美容プラズマ機) | 3,080,000円 | 月々42,600円〜(税別) | 高単価の差別化メニュー |
| 10位 | バイオメディックセルサーワールドジャパン | 交流周波(導子8本・フェイスマスク) | 217,800円 | 要問い合わせ | 低予算で始めるサブ機器 |
価格・月額は2026年10月時点でメーカー公式サイトに表示されていた値です(税抜表示のものは10%で換算)。「月々〜円」はメーカーが案内する分割・リースの最低額の目安で、期間・審査条件により変わります。「要問い合わせ」は公式サイトに月額表示がないものです。機器名をタップすると詳しい解説に移動します。
フェイシャル機器の選び方・ランキングの評価基準
編集部では、メーカー公式サイト・公式販売ページの公開情報をもとに、次の観点で総合評価しています。編集部独自のアンケートや販売台数のデータにもとづく順位ではありません。また、医師が行うべきとされる方式(HIFU)はエステサロン向けのランキングに含めていません。
- メニューの組みやすさ:1台で組めるメニューの数と、既存の手技・化粧品メニューとの相性
- 本体価格と月額の目安:公式サイトの表示価格、分割・リースの案内があるか
- 保証・講習・サポート:保証期間、導入講習の有無、無料デモ、施術マニュアルや同意書の提供
- ランニングコスト:専用美容液・マスク・チップ・ランプなど消耗品の有無と価格の公開度
- 法令との整合:エステサロンで扱える方式か、広告表現に無理がないか
★の数値は上記を総合した編集部の目安です。本記事で紹介する機器は美容機器であり、特定の効果・効能を保証するものではありません。各機器の用途はメーカーの説明にもとづいて「〜を目的としたメニュー向け」として記載しています。サロンの客層・単価設計によって最適な機器は変わるため、導入前には必ずデモ体験を受けてください。
HIFU(ハイフ)はエステサロンで扱えない|厚生労働省 2024年6月通知の要点
結論:HIFU(高密度焦点式超音波)機器は医療機関向けです。本記事では、エステサロンでのHIFU施術・HIFU機器の導入を勧めていません。「エステ用」「低出力」「医療用ではない」とうたう機器であっても同様です。
厚生労働省医政局医事課長は2024年(令和6年)6月7日付の通知(医政医発0607第1号)で、「用いる機器が医療用であるか否かを問わず」、HIFUを人体に照射して細胞に熱凝固を起こさせ得る行為は「医師が行うのでなければ保健衛生上危害を生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反する」との見解を示しました。
経緯:消費者事故の調査から通知まで
- ・2023年3月29日:消費者安全調査委員会(消費者事故調)が「エステサロン等でのHIFUによる事故」の調査報告書を公表。医師免許を持たない人によるHIFU施術が原因で、急性白内障や神経麻痺などの身体被害を受けた事例が相当数あると報告しました。
- ・2024年6月7日:厚生労働省が各都道府県の衛生主管部(局)長あてに通知。HIFU施術の医師法上の取り扱いを整理し、違反行為には停止の勧告などの指導を行い、悪質な場合は警察と連携して告発も念頭に置くよう求めています。
- ・通知の中で「熱凝固」には、合併症だけでなく「HIFU施術が目的とする顔・体の引き締めやシワ改善等も含む」と明記されています。つまり、サロンがHIFUに期待する作用そのものが医行為に当たるという整理です。
- ・通知を受けて、日本エステティック機構などの業界団体も会員サロンに周知し、HIFU施術を行わないよう要請しています。
サロン経営者が押さえておきたい3点
- 機器の名称で判断しない。通知は機器が医療用か否かを問いません。「3D超音波」「集束超音波」「ウルトラリフト」など別の名称でも、超音波を一点に集めて皮下組織を加熱・熱凝固させる仕組みであれば対象になり得ます。導入前に、メーカーへ「HIFU(焦点式超音波で皮下組織を熱凝固させる方式)に該当しないか」を書面で確認してください。
- すでに導入済みの場合はメニューを止める。施術を続けると、医師法第17条違反として都道府県から指導・勧告を受ける可能性があります。顧客へのコース残回数の扱い(返金・代替メニューへの振替)は、コース契約の中途解約ルールに沿って対応し、機器の返却・買い取りは販売元に相談しましょう。
- 広告・SNSの表現も見直す。「ハイフ」「HIFU」をメニュー名や検索広告に残しているだけでも、医行為を行っていると受け取られます。小顔・リフトアップを目的としたメニューは、ラジオ波・EMS・プラズマなどエステサロンで扱える方式に組み替え、表現は「〜を目的としたケア」にとどめてください。
出典:厚生労働省医政局医事課長通知「医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について」(令和6年6月7日 医政医発0607第1号)。通知本文は各自治体サイトで公開されています(例:千葉県掲載のPDF)。消費者安全調査委員会「エステサロン等でのHIFU(ハイフ)による事故」事故等原因調査報告書(令和5年3月29日)。
業務用フェイシャル機器おすすめランキング10選
各機器の価格・保証・付属品は、2026年10月時点のメーカー公式サイトの表示にもとづいています。用途はメーカーの説明を「〜を目的としたメニュー向け」として整理したもので、効果を保証するものではありません。
ゼロスキン(ZERO skin)
ワールドジャパン株式会社
メーカーが「現場の声から開発された業務用フェイシャルマシン」と位置づける複合機。2種類の溶液を使うハイドロ系の「バイオピール」、針を使わずに美容成分を届けることを目的とした「エレクトロポレーションマスク」、電気パルスで表情筋に刺激を与える「エレクトロリフティング」の3機能を搭載し、毛穴洗浄→導入→表情筋ケアの流れを1台で組めます。本体価格は970,000円(税抜)、税込1,067,000円で、月々16,100円〜(税別)の分割案内もあります。本体保証1年、導入講習会・施術マニュアル・施術同意書が付属し、バイオピール溶液と導入マスク(ブライトニング20枚・リフトアップ20枚)が初回セットに含まれます。
搭載技術
バイオピール+エレクトロポレーション+EMS(エレクトロリフティング)
想定メニュー
毛穴洗浄・美容成分の導入・表情筋ケアを目的としたフェイシャルコース
○ メリット
- ・洗浄・導入・表情筋ケアを1台で組める
- ・100万円前半で主力メニューを立ち上げられる
- ・導入講習・マニュアル・同意書が付属
△ デメリット
- ・溶液・マスクなど消耗品の継続購入が前提
- ・機能が多く、スタッフの習熟に時間がかかる
フォースカッター(FORCE CUTTER)
株式会社プロラボソリューション
メーカーが「1台4役の進化型スーパーボディマシン」と呼ぶ複合機で、モノポーラ/マルチポーラを切り替えられるWラジオ波、EMS+吸引、ポレーション(電気穿孔による導入)、LEDの4機能を搭載。公式サイトにはフェイス専用のセクションがあり、ボディだけでなく顔の施術にも使えると案内されています。本体価格は2,300,000円(税抜)、税込2,530,000円。5年の分割・リースで月々53,500円〜(税別)という案内もあります。公式サイトの料金例ではボディ38,500円・フェイス27,500円(いずれも税込)が示されており、痩身とフェイシャルを1台で高単価に組みたいサロンに向きます。業務用痩身機器ランキングでも紹介している機器です。
搭載技術
Wラジオ波+EMS吸引+ポレーション+LED
想定メニュー
フェイシャル・ボディ両方の温熱・引き締めを目的としたコース
○ メリット
- ・痩身とフェイシャルを1台でまかなえる
- ・ラジオ波のモード切替で部位ごとに使い分けられる
- ・5年リースで月額5万円台の案内がある
△ デメリット
- ・本体が税込250万円超で初期投資が大きい
- ・フェイシャル専用機に比べると顔向けの付属品は限られる
iCARE(アイケア)
ワールドジャパン株式会社
メーカーが「ハンドエステのしなやかさを再現したスペシャリティケアエステ」と説明する機器。シリコン製ヘッドでラジオ波の温熱を与えながら吸引とプッシングを交互に行い、手技のような動きを機械で再現します。−5℃のクライオ(冷却)とエレクトロポレーション、430nmのLEDを組み合わせたハンドピース3本が標準付属。本体価格は1,200,000円(税抜)、税込1,320,000円で、月々18,300円〜(税別)の案内あり。専用美容液(業務用150ml 19,800円税込)が推奨されており、ランニングコストを見込んでメニュー単価を設計する必要があります。本体保証1年。
搭載技術
ラジオ波+吸引・プッシング+クライオ+エレクトロポレーション+LED
想定メニュー
手技に近い心地よさを重視したリラクゼーション系フェイシャル
○ メリット
- ・機械的な施術感が少なく、手技メニューと組み合わせやすい
- ・温熱・冷却・導入・LEDを1台で切り替えられる
- ・無料デモ・見積もりに対応
△ デメリット
- ・専用美容液の継続コストがかかる
- ・専用設置台(88,000円税込)は別売
コンフォートデュアル(ラジオ波)
ワールドジャパン株式会社
高出力のラジオ波(RF)で肌の深い層に温熱を届けることを目的とした専用機。メーカーはフェイシャル(あご下・目もと口もと・ほうれい線・乾燥・毛穴など)とボディ(皮下の温度を40〜60℃まで上げる温熱ケア)の両方に使えると説明しており、たるみ・小じわを気にする客層向けの温熱系メニューで採用が多い方式です。本体価格は1,800,000円(税抜)、税込1,980,000円。月々27,400円〜(税別)の案内あり。本体は7kgと軽く、W316×D313×H350mmで省スペース。保証1年。公式サイトに講習・消耗品の記載はないため、導電用のジェル・クリームの費用は見積もり時に確認しましょう。
搭載技術
ラジオ波(高出力RF)
想定メニュー
温熱を目的とした年齢に応じたケア(顔・ボディ)
○ メリット
- ・ラジオ波専用で操作がシンプル
- ・顔とボディを1台でカバー
- ・7kgの省スペース設計
△ デメリット
- ・税込約200万円と単機能機としては高め
- ・導入・洗浄系のメニューは別機器が必要
スキンコンパス(エレクトロポレーション機)
ワールドジャパン株式会社
エレクトロポレーション専用機。メーカーは「針を使わないコラーゲン注入法」と表現し、電気パルスで美容液を届けることを目的とした導入メニューに使います。フェイシャルだけでなくボディ・バストケアにも使える「オールマイティマシン」として案内されており、既存の手技メニューに「導入オプション」を足す用途に向きます。本体価格は680,000円(税抜)、税込748,000円。月々11,300円〜(税別)の案内あり。本体1.5kg・W370×D190×H80mmと小型で、施術ベッド脇に置けます。保証1年。使用する美容液は別途必要で、どの製品を組み合わせるかで1回あたりのコストが変わります。
搭載技術
エレクトロポレーション
想定メニュー
美容液の導入を目的としたオプション・全身メニュー
○ メリット
- ・税込75万円前後で導入メニューを追加できる
- ・1.5kgの小型機で場所を取らない
- ・顔・ボディ・バストに使い回せる
△ デメリット
- ・導入専用なので洗浄・温熱は別機器が必要
- ・美容液の選定とコスト管理が必要
CLEAR/SP-ef(クリアエスピーイーエフ)
株式会社NBS
業務用脱毛機として全国4,200台超の導入実績をうたう機器ですが、脱毛に加えて「光フェイシャル」5種(美肌・潤い・ツヤ・キメの4つのフェイシャルと、バストのハリ)のメニューを備えています。SHRを発展させたというTHR方式で、キセノンランプ・クリスタル照射面、ペルチェ+水冷+空冷の冷却、ヘッド最低温度−15℃という仕様。本体価格は208万円(税抜、税込2,288,000円)で、上位の「CLEAR/SP-ef#」は238万円(税抜)。レンタルプランと分割払いに対応し、保証2年・60日間の返金保証・施術賠償保険・無料研修と、サポート面の記載が手厚いのが特徴です。脱毛メニューを主軸に光フェイシャルを足したいサロン向けで、詳しくは業務用脱毛機ランキングも参照してください。
搭載技術
THR方式の光(光フェイシャル5種+脱毛)
想定メニュー
脱毛と光フェイシャル(美肌・潤い・ツヤ・キメを目的としたケア)の併用
○ メリット
- ・脱毛と光フェイシャルを1台で提供
- ・保証2年・返金保証・賠償保険の記載がある
- ・レンタル・分割の選択肢がある
△ デメリット
- ・23kgと重く、設置スペースが必要
- ・フェイシャル専用機ではないため、導入・温熱系は別途
ハイドロヴィーナス(HYDRO VENUS)
ワールドジャパン株式会社
メーカーが「次世代型ソフトピーリングマシン」と紹介する、水流+吸引タイプのフェイシャル機。ジェット水流で肌への負担を抑えながら洗浄し、特殊形状のチップで汚れを吸引、大小2種類のチップで美容液を使ったソフトピーリングを行います。AHA・BHA・SERUMの3種の美容液を専用ボトルにセットしてワンタッチで切り替えられ、精製水で機器内部を洗浄するクリーンモードも搭載。頭皮ケアにも使えるとされています。本体価格は598,000円(税抜)、税込657,800円、保証1年。美容液3種と精製水が消耗品になるため、1回あたりの原価を見込んだうえで「毛穴洗浄コース」の単価を決めましょう。
搭載技術
ジェット水流+吸引+ソフトピーリング
想定メニュー
毛穴洗浄・角質ケアを目的としたハイドロピーリングコース
○ メリット
- ・洗浄系メニューを60万円台で追加できる
- ・3種の美容液をワンタッチで切替
- ・クリーンモードで衛生管理がしやすい
△ デメリット
- ・美容液・精製水の消耗品コストが継続する
- ・公式サイトに月額・講習の記載がない
リタイム(LED光学美容マスク retime)
ワールドジャパン株式会社
卓上型のLEDフェイスマスク。赤660nm・黄590nm・緑520nm・青410nmの単色4モードと、赤+黄・赤+青の2つの組み合わせモードを備え、1回の照射時間は6〜10分。装着中はエステティシャンの手が空くため、クレンジング後の待ち時間やパック中のオプションとして組みやすく、手技メニューの合間に「LEDケア」を足す使い方に向いています。本体価格は398,000円(税抜)、税込437,800円、保証1年。LED単機能で消耗品がほぼ不要なので、ランニングコストを抑えてメニューを1つ増やしたいサロンに向きます。
搭載技術
LED 4色(660/590/520/410nm)+組み合わせ2モード
想定メニュー
肌のお手入れを目的としたLEDオプション(ハンズフリー)
○ メリット
- ・照射中に他の作業ができる
- ・消耗品がほぼ不要
- ・6〜10分でメニューに組みやすい
△ デメリット
- ・LED単機能で、主力メニューにはなりにくい
- ・公式サイトに月額の記載がない
リブセラ(Revcella)
ワールドジャパン株式会社
メーカー独自の「エステティックプラズマ」を使う美容プラズマ機で、公式サイトでは「第四のエネルギー」と表現されています。メーカーは色素や水分に反応しないこと、施術者の技術差が出にくいことを特徴として挙げ、「年齢に応じたケア」としてのエイジングケアメニューを想定しています(HIFUや高密度焦点式超音波ではありません)。本体価格は2,800,000円(税抜)、税込3,080,000円で、月々42,600円〜(税別)のリース案内あり。本体保証1年。ラジオ波・LEDなど一般的な方式と重ならない「プラズマ」という切り口で高単価メニューを作り、近隣サロンと差別化したい場合の選択肢です。投資額が大きいため、客単価と月間施術数の見込みを立ててから検討してください。
搭載技術
プラズマ(エステティックプラズマ)
想定メニュー
年齢に応じたケアを目的とした高単価の差別化メニュー
○ メリット
- ・他方式と重ならない切り口で差別化できる
- ・メーカーは技術差が出にくいと説明
- ・リース月額の案内がある
△ デメリット
- ・税込300万円超で投資回収に時間がかかる
- ・方式の認知度が低く、説明に工夫が必要
バイオメディックセルサー
ワールドジャパン株式会社
税込217,800円(税抜198,000円)で導入できる低価格帯の機器。メーカーは「特殊な交流周波のエネルギー」で肌に働きかけると説明しており(LED機器ではありません)、出力は3段階、1回の施術時間は20分。導子コード8本とフェイスマスクが付属し、イオン化した美容液と組み合わせて使います。空冷式のため水の交換は不要。保証1年。本格的な機器を入れる前のテスト導入や、既存機器のサブとして、低予算でフェイシャルの機器メニューを試したいサロン向けです。公式サイトに講習や美容液の価格の記載はないため、見積もり時に確認してください。
搭載技術
交流周波(出力3段階・導子8本)
想定メニュー
美容液と組み合わせた20分の肌のお手入れメニュー
○ メリット
- ・税込22万円弱で始められる
- ・20分施術でオプションに組みやすい
- ・水の交換が不要で手入れが簡単
△ デメリット
- ・機能は単一で、主力機にはなりにくい
- ・美容液の価格・供給条件が公開されていない
方式別の違い|ラジオ波・EMS・エレクトロポレーション・LED・超音波・イオン導入・吸引・光
業務用フェイシャル機器は「どの方式で肌に働きかけるか」でメニューの性格が決まります。ここでは各方式の仕組みと、どんなメニューで採用が多いか、消耗品の有無を整理します。いずれも美容機器としての説明で、効果を保証するものではありません。
🔥 ラジオ波(RF・高周波)
高周波の電流を流し、体内で生じる熱で肌の深い層を温める方式。顔とボディを兼用できる機器が多く、たるみ・小じわを気にする客層向けの「温熱ケア」メニューで採用が多い方式です。導電用のジェル・クリームが消耗品になります。
⚡ EMS(低周波・電気パルス)
電気刺激で表情筋を動かす方式。「表情筋トレーニング」「フェイスラインを意識したケア」を訴求するメニューで使われます。導電パッドやジェルが消耗品。ゼロスキンの「エレクトロリフティング」、フォースカッターの「EMS吸引」がこのタイプです。
💧 エレクトロポレーション(ポレーション)
特殊な電気パルスを使い、針を使わずに美容液を角質層へ届けることを目的とした方式。ヒアルロン酸など比較的大きな分子の成分にも使われます。専用美容液やマスクが消耗品で、1回あたりのコストは組み合わせる化粧品で変わります。
🧪 イオン導入
微弱な直流電流で、イオン化した成分(ビタミンC誘導体など低分子のもの)を肌に届けることを目的とした古くからある方式。機器が比較的安価で、手技メニューのオプションに使われます。導入できる成分の種類はエレクトロポレーションより限られます。
💡 LED
波長ごとの光を当てる方式。業務用ではおおむね赤(660nm前後)・黄(590nm前後)・緑(520nm前後)・青(410nm前後)が使われ、メーカーは波長ごとに想定する肌のお手入れを案内しています。マスク型はハンズフリーで、消耗品がほとんどありません。
🌊 超音波
1〜3MHz程度の振動でクレンジングやマッサージ、美容液の導入を目的に使う方式。超音波を一点に集めて皮下組織を加熱・熱凝固させるHIFUは別物で、医師が行うべき行為とされています(HIFUの節を参照)。
🫧 吸引・水流ピーリング
吸引で毛穴の汚れや古い角質を取り除き、ジェット水流と美容液(AHA・BHAなど)でソフトピーリングを行う方式。「毛穴洗浄コース」として単独メニューにしやすく、美容液・チップ・精製水が消耗品になります。
✨ 光フェイシャル(IPL・BBL・THR)
広い波長帯の光を照射する方式で、エステ向けには業務用脱毛機の「光フェイシャル」「光ケア」モードとして提供されることが多いです。ランプ交換が主な消耗品(例:LUMIX-A9Xはランプ交換143,000円・80万発が目安)。シミ・そばかすの治療を目的としたレーザー・IPL照射は医療機関で行われるもので、サロンではメーカーの講習に沿った出力・メニュー名で提供します。
価格帯の目安と投資回収の考え方
本記事で確認した公式価格をもとに、業務用フェイシャル機器の価格帯を3つに分けました。本体価格のほかに、消耗品・設置台・講習費・リース手数料がかかる点に注意してください。
〜50万円:単機能・サブ機器の価格帯
バイオメディックセルサー(217,800円)、リタイム LEDマスク(437,800円)などが該当。LEDや単一方式の機器が中心で、手技メニューに3,000〜6,000円程度のオプションを足す使い方に向きます。消耗品が少ない機器を選べば、月数回の利用でも維持費が負担になりにくい一方、主力メニューとして客単価を引き上げるには力不足になりがちです。
50〜150万円:主力メニューを1台で立ち上げる価格帯
ハイドロヴィーナス(657,800円)、スキンコンパス(748,000円)、ゼロスキン(1,067,000円)、iCARE(1,320,000円)が該当。個人サロン・開業時に最初の1台として選ばれることが多い価格帯で、月々1.1万〜1.9万円(税別)程度の分割案内があるものもあります。複合機なら洗浄→導入→温熱・表情筋ケアの60分コースを組め、1回12,000〜18,000円前後の単価設計がしやすくなります。
150万円〜:差別化・多店舗向けの価格帯
コンフォートデュアル(1,980,000円)、CLEAR/SP-ef(2,288,000円)、フォースカッター(2,530,000円)、リブセラ(3,080,000円)が該当。ボディ兼用機や、プラズマ・光フェイシャルなど切り口の違う方式で高単価メニューを作る層です。月額は2.7万〜5.4万円(税別)程度の案内があり、月の施術数が確保できる既存店・2店舗目以降での導入が現実的です。
投資回収の試算例
回収期間の目安は「本体価格 ÷(1回単価 × 月間施術回数 − 1回あたり消耗品原価 × 月間施術回数)」で求めます。たとえば税込1,067,000円のゼロスキンで、1回12,000円のコースを月20回提供し、消耗品原価を1回1,000円と仮定すると、月の粗利は(12,000 − 1,000)× 20 = 220,000円。本体の回収は約4.9か月という計算になります(人件費・家賃・広告費は含みません)。
消耗品の原価は機器によって差があります。たとえばiCAREの専用美容液は業務用150mlで19,800円(税込)なので、1回5ml使うなら約660円。光フェイシャル機のランプ交換(LUMIX-A9Xは143,000円・80万発目安)は1発あたり約0.18円と小さい代わりに、まとまった出費が周期的に来ます。見積もり時に「1回あたりの消耗品原価」をメーカーに出してもらいましょう。
購入・リース・レンタルの選択肢
メーカー公式サイトに「月々〇〇円〜」と書かれているのは、多くの場合クレジット(分割)かリースの最低額です。購入・リース・レンタルの違いを押さえておくと、見積もりの比較がしやすくなります。
| 方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 一括購入 | 自己資金・開業資金・融資のめどが立っている。長く使う主力機 | 総支払額は最も少ない。固定資産として減価償却の処理が必要 |
| リース(5〜7年) | 初期費用を抑えて月額で平準化したい。フォースカッターは5年で月々53,500円〜(税別)の案内 | 中途解約は原則不可。所有権はリース会社。保証期間(1〜2年)よりリース期間が長いため、修理費の扱いを確認 |
| クレジット(分割) | 完済後に自分のものにしたい。ワールドジャパン各機の「月々〇〇円〜(税別)」はこのタイプの目安 | 金利・手数料で総額は一括より増える。審査あり |
| レンタル | 短期間試したい、季節メニューだけ使いたい。CLEAR/SP-efはレンタルプランあり、ワールドジャパンもレンタル案内ページを用意 | 長期では割高。最低利用期間・返却時の清掃費・故障時の負担を事前に確認 |
リース総額の見方
たとえば税抜230万円の機器を5年リース・月々53,500円(税別)で組むと、支払総額は53,500円 × 60か月 = 3,210,000円(税別)。一括購入との差は約91万円で、総額は約1.4倍になります。その差額を「初期費用を抑えて早く開業できる価値」と見るか、「融資を受けて一括で買った方が安い」と見るかが判断の分かれ目です。開業時の資金計画はエステサロン開業ガイドも参考にしてください。
導入前に確認したい5つのポイント
1. メーカー保証の期間と範囲
本記事で確認した機器は本体保証1年が多く(ワールドジャパン各機)、CLEAR/SP-efは2年+60日間の返金保証+施術賠償保険という記載がありました。ハンドピースやランプなど消耗部品が保証に含まれるか、修理中の代替機の貸し出しがあるか、延長保証の料金はいくらかを見積もり前に確認しましょう。
2. 導入講習・施術マニュアル・同意書の有無
ゼロスキンは導入講習会・施術マニュアル・施術同意書が付属、CLEAR/SP-efは無料研修・セミナー、INDIBAは無料講習と継続のスキルアップ講習を案内しています。講習が有料か、スタッフが増えたときの追加講習はいくらか、禁忌(妊娠中・金属プレート・皮膚疾患など)をまとめた資料があるかも確認してください。同意書の雛形があると、トラブル時の説明がしやすくなります。
3. 消耗品のコストと購入ルート
専用美容液(iCARE:業務用150ml 19,800円税込)、導入マスク(ゼロスキン:初回20枚×2種付属)、ピーリング用美容液と精製水(ハイドロヴィーナス)、導電ジェル(ラジオ波・EMS機)、ランプ・ハンドピース(光フェイシャル機:LUMIX-A9Xはハンドピース330,000円・ランプ交換143,000円税込)など、方式によって消耗品の種類が違います。「メーカー専用品しか使えないか」「汎用品で代替できるか」で月々の原価が大きく変わります。
4. デモ体験と設置条件
ワールドジャパンは無料デモと見積もり、エストラボは全国出張の無料デモを案内しています。デモではスタッフ自身が施術を受け、操作の手順数・準備と片付けの時間・音や熱の感じ方を確かめましょう。重量(CLEAR/SP-efは23kg、コンフォートデュアルは7kg)、電源(100V専用か100〜240V対応か)、水を使う機器の給排水の手間も、個室の広さに合わせて確認します。
5. 法令に沿ったメニュー名・広告表現
美容機器は医療機器ではないため、メニューやSNSで「治る」「改善する」「シミが消える」「痩せる」などの効能を断定する表現は薬機法上の問題になります。「〜を目的としたケア」「〜を意識したい方向け」のように書き、ビフォーアフター写真も効果を保証する見せ方は避けましょう。HIFU(ハイフ)の名称をメニューに使わないことも含め、詳しくは前述のHIFUの節を参照してください。
ランキング外の候補
公式サイトで販売を確認できたものの、価格が非公開、またはフェイシャル専用の記載がないためランキングに入れなかった機器です。方式ごとの比較候補として挙げておきます。
光フェイシャル(BBL)
LUMIX-A9X(株式会社エストラボ)
420〜1200nmのBBL(ブロードバンドライト)を搭載した業務用脱毛機で、メーカーは「フェイシャルからボディまでの光ケアメニュー」に対応すると説明。本体価格は要問い合わせ(ハンドピース330,000円、ランプ交換143,000円・80万発目安、いずれも税込)。保証1年、ランプ保証100万発、全国出張の無料デモあり。
ラジオ波(0.448MHz)
INDIBA DEEP BEAUTY/EDNA PRO(株式会社インディバ・ジャパン)
0.448MHzの高周波を容量性・抵抗性の2方式で流す、エステティック専用とされるRF機器。公式サイトには価格の表示がなく、フェイシャル専用の記載もないため(全身の深部加温として説明)ランキング外としました。無料講習と継続のスキルアップ講習、専用の導電クリームを案内しており、東京・大阪・福岡で定例講習会を開いています。
コースの継続を、LINEのガチャで後押し
LINE公式アカウントの中で動く来店ガチャ「リピガチャ」。月額2,980円(税別)・初期費用0円・最低契約期間なし。景品ごとの確率や月の上限、会員ランクをお店が決められ、景品表示法の上限(総額2%)に収まるかも管理画面で判定できます。同じ仕組みを使う50店舗では、LINE会員の71%がガチャを引いています(提供元の実測・一部店舗の目安)。
よくある質問
Q. 業務用フェイシャル機器の価格相場はいくらですか? ▼
A. 2026年10月時点でメーカー公式サイトに表示されていた本体価格は、税込217,800円(バイオメディックセルサー)から3,080,000円(リブセラ)まで幅があります。単機能のサブ機器は〜50万円、主力メニューを1台で組める複合機は65万〜135万円(ハイドロヴィーナス〜iCARE)、ボディ兼用機やプラズマ・光フェイシャル機は200万〜300万円台が目安です。分割・リースの月額は1.1万〜5.4万円(税別)程度の案内があり、別途、専用美容液やマスク、ランプなどの消耗品コストがかかります。
Q. エステサロンでHIFU(ハイフ)の機器を導入してもよいですか? ▼
A. 勧めません。厚生労働省は2024年6月7日の通知(医政医発0607第1号)で、用いる機器が医療用かどうかを問わず、HIFUを人体に照射して熱凝固を起こさせ得る行為は医師が行うべきもので、医師免許を持たない人が業として行えば医師法第17条に違反するとの見解を示しました。「エステ用」「低出力」とうたう機器も対象です。本記事ではHIFU機器を医療機関向けとして扱い、エステサロン向けのランキングには含めていません。小顔・リフトアップを目的としたメニューは、ラジオ波・EMS・プラズマなどサロンで扱える方式で組み立ててください。
Q. エレクトロポレーションとイオン導入の違いは? ▼
A. イオン導入は微弱な直流電流で、イオン化した低分子の成分(ビタミンC誘導体など)を肌に届けることを目的とした方式です。エレクトロポレーションは特殊な電気パルスを使い、ヒアルロン酸など比較的大きな分子の美容液にも使えるとされ、メーカーは「針を使わない導入法」と説明しています。機器価格はイオン導入の方が安価な傾向で、エレクトロポレーション専用機は税込75万円前後(スキンコンパス)から。どちらも専用美容液が消耗品になるため、1回あたりの原価を見込んで単価を決めましょう。
Q. フォトフェイシャル(光フェイシャル)の機器はエステサロンで使えますか? ▼
A. エステ向けには、業務用脱毛機の「光フェイシャル」「光ケア」モードとして提供されている機器があります。たとえばCLEAR/SP-ef(NBS、THR方式)は美肌・潤い・ツヤ・キメの4つのフェイシャルとバストの5メニュー、LUMIX-A9X(エストラボ、BBL 420〜1200nm)はフェイシャルからボディまでの光ケアに対応すると案内されています。一方、「フォトフェイシャル」という名称は医療機関のIPL治療の呼び名として使われることが多く、シミ・そばかすの治療を目的とした照射は医療機関で行うものです。サロンでは「光フェイシャル」などの名称で、メーカーの講習に沿った出力で提供してください。
Q. 購入・リース・レンタルのどれを選べばよいですか? ▼
A. 長く使う主力機で資金のめどがあるなら一括購入が総額では最も安くなります。初期費用を抑えたい場合はリースかクレジットで、たとえばフォースカッターは5年リースで月々53,500円〜(税別)の案内があり、総額は一括の約1.4倍になります。リースは中途解約が原則できず、保証期間(1〜2年)よりリース期間が長いため、修理費の扱いを確認しましょう。短期間だけ試したい、季節メニューだけ使いたいならレンタルが向き、CLEAR/SP-efはレンタルプランを、ワールドジャパンもレンタルの案内ページを用意しています。
Q. フェイシャル機器メニューの価格設定の目安は? ▼
A. メーカーが示す料金例として、フォースカッターの公式サイトにはフェイス施術27,500円(税込、導入価格13,750円)、ボディ施術38,500円(税込)という例が掲載されています。一般には、50〜150万円帯の複合機で組む60分コースは12,000〜18,000円前後、LEDや導入だけのオプションは3,000〜6,000円程度が組みやすい水準です。本体価格・消耗品原価・月間の施術回数から回収期間を試算し、回数券やコース契約でリピートを前提に設計するとよいでしょう。コース販売の契約ルールはエステのコース・回数券ガイドを参照してください。
まとめ
業務用フェイシャル機器は、税込20万円台の単機能機から300万円超の高単価メニュー向け機器まで幅があり、どの方式でどんなメニューを組むかを先に決めてから機器を選ぶのが失敗しにくい順番です。主力の1台なら、洗浄・導入・温熱や表情筋ケアを1台で組める50〜150万円帯の複合機が候補になります。
2026年のポイントは、HIFU(ハイフ)をエステサロンのメニューから外すこと。厚生労働省の2024年6月通知により、HIFU施術は医師が行うべき行為と整理されました。小顔・リフトアップを目的としたメニューは、ラジオ波・EMS・プラズマなどサロンで扱える方式で組み替え、表現も「〜を目的としたケア」にとどめましょう。
導入前には、保証期間・講習・消耗品の1回あたり原価・月額総額の4点を見積もりで確認し、必ずデモ体験を受けてください。価格・仕様は2026年10月時点のメーカー公式サイトの表示にもとづいており、変更される場合があります。